元「オアシス」のノエル・ギャラガー氏が現れ、メンディと肩を組んで熱唱

　マンチェスター・シティは現地時間1日、カラバオ・カップ（リーグ杯）決勝でアストン・ビラに2-1の勝利を収め、同大会3連覇を果たした。試合後にはシティのファンとして知られるノエル・ギャラガー氏がロッカールームに登場。自身の名曲を選手たちとともに熱唱し、反響を呼んでいる。

　シティは昨季、一昨季とカラバオ・カップを制覇。今季も順調に決勝まで駒を進めると、アストン・ビラ戦では前半20分にU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンのお膳立てからアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがボレーシュートを決めて幸先良く先制。同30分にはスペイン代表MFロドリが追加点を挙げ、優位に立った。その後、前半のうちに1点を返されたものの、最後まで1点のリードを守り切って3年連続の戴冠を果たしている。

　新たなタイトルをクラブの歴史に刻んだシティだが、試合後には特別なゲストがロッカールームを訪れていた。古くからのシティファンとして知られ、かつて伝説的UKロックバンド「オアシス」のギタリストとして活躍したノエル・ギャラガー氏が、チームを祝福するためにやってきていたのだ。

　その際の様子を、シティの公式インスタグラムが動画で投稿。フランス代表DFバンジャマン・メンディがノエル氏と肩を組み、「オアシス」の名曲である「ワンダーウォール」を熱唱する姿が収められていた。

　UK音楽界のレジェンドとの“共演”には欧州各国メディアが注目しており、スペイン紙「マルカ」が「メンディがノエル・ギャラガーにワンダーウォールを歌わせた日」と取り上げれば、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」も「マンチェスター・シティがノエル・ギャラガーとともにミュージックパーティー」との見出しで報じている。

　試合後に英ラジオ局「talkSport」のインタビューに応えたノエル氏は、プレミアリーグで首位を走るリバプールのサポーターを「最低の勝者」と“口撃”したうえで、「（UEFAチャンピオンズリーグの）決勝で対戦するのが運命だ。なぜだか分かるんだよ」と宣戦布告。世界に名を轟かせたビッグスターの“予言”は、果たして現実のものとなるのだろうか。