ウルブスMFネベス、EL決勝トーナメント1回戦で“ゴラッソ”を沈める

　ウォルバーハンプトンは現地時間20日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）決勝トーナメント1回戦エスパニョール戦に臨み、4-0の大勝を収めた。この試合で2点目を決めたポルトガル代表MFルベン・ネベスのゴールが「驚愕のボレー」と称賛を集めている。

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　今季、ELに参戦しているウォルバーハンプトンはグループKを2位通過し、決勝トーナメントに進出。1回戦でエスパニョールと対戦した。その第1戦はウォルバーハンプトンのホームで行われ、FWディオゴ・ジョッタのハットトリックもあって4得点で先勝した。

　プレミアリーグでは上位をうかがう位置につけ、欧州の舞台でも快進撃を続けるウォルバーハンプトンだが、その中心選手の1人がネベスだ。昨季はプレミアリーグ初挑戦ながら堂々たるプレーを見せ、クラブのEL出場権獲得に大きく貢献。今季も引き続き、チームをけん引する活躍を見せている。

　そんなネベスは、エスパニョール戦でも輝きを放つ。1-0で迎えた後半7分、右サイドからのクロスはクリアされるも、ボールは遠くには飛ばずペナルティーエリア手前へ。エリア外で落下点に入ったネベスは相手DFと競り合いながら胸トラップし、ボールの落ち際で鋭く右足を振り抜く。ジャストミートしたボレーシュートは鮮やかな軌道を描き、エスパニョールGKアンドレス・プリエトを破る豪快なゴールとなった。

　ミドルレンジからのボレー弾は注目を集めており、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ルベン・ネベスがエスパニョール戦で驚愕のボレー」と見出しを打ち、「ポルトガル人はあまり多くのゴールを記録する選手ではないが、決める時は凄まじいシュートを決める。今回も美しいボレーを叩き込んだ」と称賛。さらに「なんてゴールだ、なんてゴールなんだ」と驚きを表現している。

　クラブとしても波に乗るウォルバーハンプトンの中でも、特筆すべき輝きを見せているネベス。まさにチームにとって欠かせない存在であることを、改めて示している。