ホーム無得点の呪縛を解くためにも…

　常々前線での驚異的なプレッシングで評価を手にしている岡崎だが、不発の続くイングランド代表の新エースに代わってゴールを奪う重責も実感している。

「ヴァーディがうちの一番のストライカーだし、レスターに多くをもたらしてくれる。でも、彼がゴールを決められない時は自分がゴールを決めてチームを助けたい。彼はアストン・ビラ戦のように、チャンスを作る力はあるし全く心配はしていない」

　今季ブレイクしたヴァーディは、プレミアリーグ新記録となる11試合連続ゴールを達成し、前半戦のチームの大躍進を支えたが、現在は6試合連続でゴールなしと失速気味だ。沈黙するエースの代わりに奮起している岡崎だが、謎のジンクスが存在している。今季の公式戦での5ゴールは、全てアウェーで決めたもので、レスターの本拠地であるキング・パワー・スタジアムでのゴールはまだ記録していない。ホームでの呪縛を解く上でも、フィッシュアンドチップスが一役買うのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images