4戦5ゴールと完全復活のルーニー 単一クラブでのプレミア通算得点数が歴代最多となる快挙も達成

2016年絶好調のマンU主将 渾身ボレーで宿敵リバプールを撃破!

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、17日の敵地リバプール戦で豪快な右足ボレーによって決勝弾を叩きこんだ。これで2016年に入ってから公式戦4試合連続5ゴールと大爆発中のエースは、ユナイテッドでのリーグ戦通算ゴール数が、元アーセナルのティエリ・アンリ氏が保持していた、単一クラブでのプレミアリーグ最多ゴール記録を塗り替える快挙を達成している。

 今季不振にあえいでいたエースが勝負を決めた。劣勢を強いられたアンフィールドでのリバプール戦。後半33分、ベルギー代表MFマルアン・フェライニのヘディングシュートがクロスバーを直撃した跳ね返りを、腕章を巻いた背番号10は待ち構えていた。身体を傾けながら身体をひねり、右足で強烈なボレーシュートを叩き込んだ。

 豪快な決勝点に気色をにじませたルーニーは、試合後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに登場。「誰もがこの試合の重要性を理解していた。リーグの順位は関係ない。最大の決戦、偉大な勝利だ」と、”赤い悪魔”の主将は「ナショナル・ダービー」での白星に歓喜を爆発させた。

 アンフィールドでのゴールは実に2005年以来、そして4試合連続ゴールも2012年3月以来のこととなった。今季前半戦は不振により、地元メディアからバッシングされることもあった大黒柱だが、2016年を迎えて完全復活を遂げたようだ。

 

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