ミラン本田、フィオレンティーナ戦で4戦連続先発出場 キーマン封じ、年明け初勝利に貢献

年明けリーグ初勝利

 虎の子の先制点を守りきり勝ち点3をもぎ取った――。

 日本代表FW本田圭佑所属のACミランは17日、本拠地サンシーロでフィオレンティーナと対戦し、2-0で勝利した。前半4分にFWカルロス・バッカが先制点を挙げると、終了間際の後半43分に途中出場のMFケビン・プリンス・ボアテングが追加点。本田は2016年に入ってから4戦連続のスタメンでフル出場。特に守備で奔走し、年明けのリーグ初勝利に貢献した。

 リーグ開幕戦と同カードになったこのリーグ二順目の初戦。ミランは前半4分にあっさりと先制に成功する。GKジャンルイジ・ドンナルンマが相手のクロスをキャッチしたところからカウンターを発動。左サイドのMFジャコモ・ボナベントゥーラ、FWカルロス・バッカとつなぎ、バッカがカットインして右足でシュート。鮮やかなカウンター攻撃で先制のネットを揺らした。

 本田は、序盤からフィオレンティーナの左サイドのMFマルコス・アロンソと対峙(たいじ)。右サイドバックのDFイニャツィオ・アバーテとの連係で、ビオラの攻撃のキーマンをほぼ封殺することに成功する。この試合では、そうした守備面での貢献が目立った。さらに、相手を背負ってのボールキープには安定感があり、カウンターアタックのシーンでは一気に前線へと駆け上がるなど、フィジカルコンディションの良さがうかがわれる動きを見せた。

 試合は両チームともに決定的な場面をつくることはできず、1-0でミランリードのままハーフタイムを迎えた。

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