デポルティボ監督、日本代表MF柴崎への信頼感公言 「質の高さは議論の余地がない」

デポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳【写真:Getty Images】
デポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳【写真:Getty Images】

バスケス監督に交代後チームは好調 柴崎もスタメンの座を維持「才能は失われない」

 スペイン2部デポルティボは、現地時間26日に行われるリーグ第25節でアルバセテと対戦する。今節の結果次第では降格圏からの脱出も見えるが、フェルナンド・バスケス新監督は「ガクのことを信頼している」と日本人ボランチへの期待を口にした。

 2019年7月にスペイン1部ヘタフェから同2部デポルティボへ移籍した柴崎。2ボランチの一角と起用されてきたが、チームは開幕戦のレアル・オビエド戦(3-1)に勝利後、19戦未勝利(9分10敗)と苦戦を強いられていた。昨年10月以降は柴崎がベンチスタートで出番を得られない試合も増え、同12月中旬には練習中に左足を負傷するなど、実戦から遠ざかっていた。

 そのなかで、1月16日に行われたリーグ第23節ラシン・サンタンデール(2-1)で約1カ月半ぶりに実戦復帰。中2日で迎えた19日のカディス戦にも2試合連続でスタメン起用されると、移籍後初アシストで決勝点をお膳立てした。

 26日のアルバセテ戦ではリーグ戦5連勝を狙うが、スペイン地元紙「ラ・ボス・デ・ガリシア」は「ガク・シバサキの足元で」と題して、柴崎の現況をレポートしている。

「ピッチを去り、挨拶をして、サインをしたり写真を撮ったりしてロッカールームへ引き上げる。デポルティボの選手たちにとって恒例となっている練習後の風景の中で、理学療法士を待っていたり、普段の生活に戻っていたりする。しかし、ほぼ常に1人でいるガク・シバサキには独自の習慣がある。クラブのホペイロを務めるハビ・レゴ氏は、『ここで私が過ごしているすべての年で、彼は自分のシューズを綺麗にしている唯一の選手』と証言する。他の選手の中には時々そういったことをする者はいるものの、毎日それをするのは日本人選手だけだ」

 もっとも、柴崎本人にとっては自身の“ルーティン”のようなものだ。「僕の国ではやるのが日常的。僕らにはホペイロがいるが、通常彼らは選手が綺麗にした後シューズをチェックする」と話したという。また記事では、バスケス監督の柴崎への信頼度を表すコメントも紹介している。

「テネリフェ、ヘタフェ、日本代表でのガクのことは知っていた。才能は失われることがない。そこにあり、隠れている。現状は本来のものから遠いが、その質の高さは議論の余地がない。そこにあったものから引き出したいと思っているし、その大きな才能を示すよう彼が信じるようにしたい。ガクのことを信頼している」

 一時は立場を失いかけていた柴崎だが、再び輝きを放ち始めている。

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