ゲッツェが南野のライバルに? “恩師”クロップとの再会に英注目「フリーでの加入は…」

リバプール移籍も噂されるドルトムントの元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
リバプール移籍も噂されるドルトムントの元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】

“ドイツの至宝”が来夏フリーでリバプール行き? 「クロップと親密な関係を築いている」

 ドルトムントの元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは2020年夏で契約が満了を迎え、今季限りでの退団が決定的とされている。英メディアは、恩師にあたるリバプールのユルゲン・クロップ監督がフリーでの獲得を試みる可能性を指摘している。

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 2016年にドルトムントに復帰したゲッツェだが、定位置を勝ち取ることができず、ルシアン・ファブレ体制では一時“偽9番”のポジションで存在感を示したものの、最終的には再びベンチ要員となり、苦境の時期を過ごしている。

 2020年夏に契約が満了を迎えるが、現地メディアは契約延長の可能性が消滅したとして、ゲッツェの今季限りでのドルトムント退団は決定的と報じていた。ヘルタ・ベルリンへの移籍も取り沙汰されているが、ここにきて欧州王者への加入の可能性も浮上している。

 英メディア「talkSPORT」は「ゲッツェはクロップと現在も交流しており、恩師との再会のためのフリーでの加入は常に選択肢としてあると言及」と見出しを打ち、ゲッツェが2018年に応じたインタビューに注目。「バイエルン退団を決めた時、クロップは僕をリバプールに加えることを望んでいた。僕も再び一緒に仕事をすることに興味を抱いていた」と振り返っていた。

 また、英紙「メトロ」も「ゲッツェは夏にドルトムントを去り、リバプール移籍への扉が開いているように見える」と取り上げ、「クロップが立つアンフィールドでの新たな挑戦は実現する可能性がある。この男は、何年にもわたりクロップと親密な関係を築いている」と説明している。

 リバプールは1月1日付けで日本代表MF南野拓実を獲得しており、最前線やウイングだけでなく、攻撃的MFのタスクも任されることが予想されている。27歳とキャリアのピークを迎える“ドイツの至宝”を0円で獲得できることはクラブにとって悪くない話ではあるが、南野にとっては厳しいライバルになり得るかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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