本田が改めて示した名門ミランへの忠誠 誤解が招いたクラブ再批判報道

ガリアーニ氏との会談では獲得への感謝と自身の不甲斐なさを釈明

 新年早々にイタリアメディアでは、ACミランの日本代表FW本田圭佑がクラブ批判を展開したという記事が駆け巡ったが、どうやら翻訳の問題と多少の誤解が生んだすれ違いが原因だったようだ。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が報じている。

 まず、本田がミランの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOに直接会談を申し入れたことが、移籍容認を要求するものであるという誤解を生んでいた。実際のところは、日本風に言えば”新年の挨拶”のようなものだったところが、移籍市場が開幕したタイミングでもあり、プレミアリーグのウェストハムからの興味が報じられている最中であったことから憶測を呼んだようだ。

 同サイトでは、本田がガリアーニCEOに伝えた言葉をこのように報じている。

「ミランに僕を移籍させてくれて、今も感謝しています。チームに対してもクラブに対しても、まだ自分の最高の力を見せることができていないことを申し訳なく思っている」

 

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