國學院久我山が史上初の選手権4強進出! 前橋育英との関東勢対決を1-0で制す

東京勢の4強入りは1998年の帝京以来

 第94回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われ、國學院久我山高校(東京A)が前橋育英高校(群馬)を1-0で撃破。関東勢同士の対決を制覇し、同校史上初の選手権準決勝進出を果たした。

 前半は前橋育英に押し込まれ、何度か決定機を与えながらも耐えしのいだ。すると後半12分、久我山にチャンスがやってくる。右サイドでパスを受けたMF内桶峻がドリブルでエリア内に持ち込む。相手DFをかわし、狭いシュートコースにもかかわらず豪快に右足を振り抜くと、強烈なシュートでニアサイドを破った。

 1点のリードを奪った久我山は、得意のパスワークで前回大会準優勝の前橋育英と互角以上に戦った。前橋育英の反撃も堅い守備で封じ込めて1-0で勝利を飾った。7年前の選手権準々決勝では前橋育英に敗れ、8強の壁に阻まれたが、リベンジに成功した。東京勢としては実に、1998年の帝京高校以来となるベスト4進出を果たした。

【了】

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

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