C・ロナウド、“異次元の跳躍”から決勝ヘディング弾 敵将も脱帽「NBAで見るプレー」
サンプドリア戦で衝撃のプレー、敵将ラニエリも白旗「1時間半も空中にいた」
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間18日に行われたセリエA第17節のサンプドリア戦(2-1)の前半45分に、左サイドからのクロスをヘディングで押し込み、4試合連続ゴールをマークした。競り合ったDFを地上に置き去りにする打点の高いヘディングシュートに、敵将のクラウディオ・ラニエリ監督も「NBAで見るプレー。1時間半も空中にいた」と称賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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ユベントスは前半19分、左サイドのDFアレックス・サンドロのクロスボールからアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがボレーシュートを決めて幸先良く先制に成功。同35分に同点に追いつかれたものの、目下3試合連続ゴール中だったロナウドが格の違いを見せて勝ち越しゴールを奪う。
前半終了間際の45分、サンドロの左サイドからのクロスに対してファーサイドに走り込んだロナウドは、マークについた相手DFよりも先に飛び上がると、まるで宙に浮いているような滞空時間の長さで空中戦を制し、高い打点のヘディングシュートを叩き込んだ。
ポルトガル代表FWの圧巻のヘディング弾について、サンプドリアを率いるラニエリ監督も脱帽。「ロナウドはNBAで見るようなプレーをした。彼は1時間半も宙に浮いていた」と相手エースを称賛した。さらに「言うことは何もない。彼を祝福し、我々は前に進むだけだ」と続けた。
4試合連続ゴールを決めたロナウド自身も、「グッドゴールだった。勝ち点3獲得に貢献できて嬉しい」と自画自賛のコメントを残している。膝の怪我に悩まされるなどスランプの時期もあったが、「膝の問題はもうなくなった。フィジカル的にいい状態だと感じている」と復活をアピールした。
FW陣の活躍でサンプドリアを撃破したユベントスは勝ち点を42に伸ばし、この日試合のなかったインテル(同39)を抜いて暫定首位に立った。