ユベントスがドルトムントの“香川の親友”争奪戦に全力 移籍金39億円を準備

マンUも獲得を狙うギュンドアン

 イタリア王者ユベントスが、1月の移籍市場でドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン獲得に向けて移籍金3000万ユーロ(約39億円)の正式オファーを出す可能性が浮上した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などが報じている。

 ユベントスは、今季リーグ序盤に苦しみながらも4位にまで順位を浮上させた。ただし、首脳陣は昨夏の移籍市場でインテルから獲得したトップ下のMFエルナネスのパフォーマンスに満足していないようだ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督、ファビオ・パラティチ強化部長、パベル・ネドベド副会長は、 中盤を補強するタレントとしてギュンドアンを高く評価。2017年6月に契約満了となるゲームメーカーに高額の移籍金を準備し、マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦に全力を注ぐ構えだという。

 ギュンドアンは日本代表MF香川真司の親友で、オフシーズンを利用して日本を訪れたこともあった。正確なパスでドルトムントのファンタスティック4と呼ばれる香川、オーバメヤン、ロイス、ムヒタリアンの攻撃ユニットを支えてきた。この司令塔が引き抜かれた場合、現在ブンデスリーガ2位のドルトムントには大きな痛手となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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