長谷川監督の“証言”から紐解く FC東京がクラブ史上初の栄冠に届かなかった理由とは?

来季はシーズン総得点46点から55点以上へ 「得点力を上げていく」

 勝負事に「たられば」は禁物だが、この2試合をせめて引き分けていれば……。乗り越えるために必要なのは得点力。指揮官も「前半戦で26点取っていて、後半戦が20点ぐらい落ちた。そこを55点取れるぐらいにしないとチャンピオンになれない。得点力を上げていくのは来シーズンやっていかなければいけない」と話している。FC東京の今季46点は全体の7番目。シーズン中盤に中核を担うMF久保建英(現マジョルカ)が海外移籍したことも一因となるが、前線の迫力が必要だった。

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 それでも、今シーズン、首位の重圧に耐えながら、過酷なアウェー8連戦も耐え切った。長谷川監督は「ただこういうプレッシャーのなかで一年間戦うことができたのは選手の頑張り。アウェー8連戦あったなかで、たくさんのサポーターが応援に来てくれた。クラブのそういう力は見せることができたと思うので、それが実を結ぶような来シーズンにしていければ」とこの経験を糧とする構えだ。

 この「2敗」を忘れず、そして忘れられるような力をつけた時、FC東京は“本当の”強豪となって、まだ見ぬ景色を目に焼き付けることができるだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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