ベンゲルがエジルを激賞 プレミア歴代5位の16アシスト、最多のアンリ超えも射程圏内

「私のボキャブラリーでは表現するには不十分」

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は28日、本拠地で行われたボーンマス戦で1得点1アシストの活躍を見せたドイツ代表MFメスト・エジルを称賛した。「私の英語のボキャブラリーでは表現できない」と、数々の名選手を育ててきた名将も、その活躍ぶりにに驚きを隠せない様子だ。英地元ラジオ局「talkSPORT」が報じている。

 アーセナルは、天才レフティーの活躍でボーンマス相手に2-1の勝利を収め、暫定首位に浮上した。ベンゲル監督はチームの全得点に絡んだエジルを手放しで称賛。「私の英語のボキャブラリーは、彼がいかに優れた選手を表現するにはあまりに不十分だ」と、その活躍に舌を巻いた。

「何よりも、彼のプレーを見ることは素晴らしい。彼のプレーを見るのはとても楽しい。次から次へとアシストをし、ゴールも決め始めた。彼のような選手がチームにいて本当にうれしく、誇らしく思う」

 コンスタントにゴールを演出し続けるエジルは、第19節終了時点にして早くもプレミアリーグ歴代5位タイとなる16アシストを記録。マンチェスター・ユナイテッドの“キング”、元フランス代表FWエリック・カントナ氏が1992-93シーズンにマークしたアシスト数に並んだ。2002-03シーズンに元フランス代表FWティエリ・アンリ氏がマークした20アシストのプレミア記録更新も射程圏内に入っている。2013年にレアル・マドリードからアーセナルへやって来た男が、早くも偉大なるレジェンドたちと肩を並べようとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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