マンU経営陣はファン・ハール辞任に衝撃の「待った!」 白旗の指揮官を慰留工作

打開策はお家芸の1月大型補強か

 だが、ウッドワード副会長ら経営陣はファン、メディアから批判を浴びる戦略家への信頼を新たにしたようだ。記事では「クラブは彼が頂点に留まる人間であると今だに信じていると再び保証した」と伝えた。さらには「ウッドワードはクラブは彼を更迭するつもりはなく、1月の補強について準備を進めていることを再確認した」とまで報じられている。就任2年目で補強費2億5000万ポンド(約460億円)を投じたオランダ人指揮官に再び強化予算を準備しているという。

 ファン・ハール監督は来季終了時まで契約を残しているが、28日のチェルシー戦で勝っても負けても辞任だと、地元メディアでは報じられていた。指揮官の采配だけでなく、経営陣も迷走ぶりが浮き彫りになった格好なのか。ファン・ハール政権の命運に大きな注目が集まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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