ドルトムントの“2010年代ベスト11”に香川選出 「ダイナミズムは欧州で比類ない存在」
ドルトムントの過去10年でのベストチームを海外メディア選出 “黄金期”メンバーが抜擢
2019年も残り約1カ月となったが、英メディア「sportskeeda」は「ドルトムントの10年間のチーム」と題し、2010年代のベストイレブンを独自選定。昨季まで在籍していた日本代表MF香川真司(現サラゴサ)も名を連ねている。
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香川は今夏、スペイン2部サラゴサへの移籍を決断。昨季まで在籍したドルトムントには2010年から2年間、14年から5年間の計7年間プレーした。特に最初の在籍ではリーグ連覇の原動力となり、ブンデスリーガ年間ベストイレブンにも連続で選出されていた。
記事では、2010年代のドルトムントのベストイレブンを形成。守護神は元ドイツ代表GKローマン・ヴァイデンフェラー(引退)が選出され、最終ラインには元ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァー、元セルビア代表DFネヴェン・スボティッチ(現ウニオン・ベルリン)、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクが並んでいる。
中盤では、左サイドをドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、右サイドをガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)、トップ下をドイツ代表MFマルコ・ロイスが務める。セントラルMFはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、そして香川が抜擢された、最前線はポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(現バイエルン)が配置された。
香川については「日本人MFは母国から直接引き抜かれ、ユルゲン・クロップ政権で中核を担った。彼は中盤からダイナミズムを提供し、当時の欧州で比類ない存在だった」と言及している。当時クロップ監督の元で世界に名を轟かせた香川だが、この10年間のドルトムントにおいて、最も重要な選手の1人として認定されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)