レアル加入13周年を記念して、CL公式インスタグラムが超絶プレー集を公開

　ブラジル代表DFマルセロは今季、レアル・マドリードで在籍13年目のシーズンを戦っている。31歳となった左サイドバックは、これまで“白い巨人”の一員としてリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）をそれぞれ4度制覇するなど、輝かしいキャリアを歩んできた。そんな名手がレアルと契約してから13周年を迎えたことを称えて、CL公式インスタグラムが超絶プレー集の動画を公開。ファンから「魔術師」「世界最高のコントロール」など反響を呼んでいる。

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　マルセロのレアル加入が発表されたのは2006年11月15日。まだ18歳だった若きブラジル人DFは、母国フルミネンセから世界的名門の扉を開いた。そこからコンスタントに出場を続けてきたマルセロは、「世界最高の左サイドバック」と称されるまでに成長。数多くのタイトル獲得に貢献してきたが、とりわけ印象深いのはCLでの活躍だろう。07-08シーズンのデビュー以来、毎年CLの舞台に立ち、13-14シーズンに初優勝、15-16シーズンからは前人未到の3連覇に大きく貢献した。

　左サイドバックとしては“異次元”と言えるほどの攻撃センスと卓越したテクニックを披露してきたなか、CL公式インスタグラムはこれまで見せてきた超絶プレーの数々を収録した映像を公開。相手と競り合う局面でのシーンを捉えたものが多く、華麗なマルセイユルーレットやリフティング突破、ボールを足裏で引いてからの逆足ヒールパス、吸いつくような“神トラップ”、股抜きなど曲芸技が満載だ。

　見ているだけで楽しくなるような動画は、公開から約1日で再生回数が280万回を突破。コメント欄には「ブラジルの才能」「世界最高のコントロール」「魔術師」「最も偉大な左サイドバック」「モンスター」など称賛の声が多く並んでいる。今季は負傷離脱もあり、思うようなパフォーマンスを発揮できていないが、レアル復権のためにはマルセロの活躍が不可欠なのは間違いないだろう。