仏代表FWムバッペの来夏移籍を後押し!? 大手メーカーが“C・ロナウド流サポート”か
アディダス社が“ムバッペ獲得戦略”でスポーンサードクラブを猛プッシュと海外報道
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペに対して、大手スポーツメーカーのアディダス社が来夏の移籍に向けてスポンサードするクラブを猛プッシュするという。スペインメディア「ディアリオ・ゴル」が報じた。
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評価を高め続けているムバッペは、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが長年にわたって築いてきた“世界最高峰のプレーヤーは誰か”という話題に対して、次世代から生まれる最有力候補にたびたび挙がる。そのムバッペは、現在ナイキ社がスポンサードするPSGで、ナイキ社のスパイクを着用している。
そうした状況のなか、アディダス社はムバッペの囲い込みを狙いとする戦略を練っているようだ。そのモデルケースになるのがロナウドだという。ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドからアディダス社がスポンサードするレアル・マドリードに移籍し、ナイキ社と契約しているにもかかわらず、9年間にわたってアディダスのウェアを着用。少なからず、ロナウドのイメージにはアディダス社の胸ロゴが付いて回る。それと同じような戦略をムバッペに対してアディダス社が狙っているという。
現在のサッカー界で、アディダス社がサポートをするにしてもムバッペの巨額移籍金を捻出できそうなクラブは限られている。そのなかでは、レアルとユベントスがムバッペ囲い込みの協力チームとして浮上している模様で、来夏にクラブとタッグを組んでの獲得戦略が練られているようだ。
アディダス社とナイキ社は、現在のサッカー界で二大巨頭とも言える存在感を放っている。全身写真、あるいはプレー中のシュートシーンなど足元まで写るようなカットで初めて存在が見えるスパイクのロゴと、上半身だけのカットで写るユニフォームの胸ロゴ。その広告効果という意味も含め、クラブを巻き込んでの戦略が来夏にもムバッペを巡って展開されそうな気配が漂う。果たしてアディダス社は、ロナウドと同様の戦略を成功させることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)