U-17日本代表、オランダ撃破弾のFW若月をFIFA公式称賛 「ディフェンスを何度も圧倒」

FIFA公式称賛のU-17日本代表、若月大和【写真:Getty Images】
FIFA公式称賛のU-17日本代表、若月大和【写真:Getty Images】

U-17W杯初戦オランダ戦に3-0快勝 2得点の若月大和にFIFA公式も注目

 ブラジルで開催中のU-17ワールドカップ(W杯)、日本は現地時間27日に行われたグループステージ初戦オランダ戦で3-0の快勝を収めた。この世代のアジアと欧州王者の激突で勝利を挙げたことはFIFA公式サイトでも激賞されており、殊勲のゴールを挙げたFW若月大和(桐生第一高、湘南ベルマーレ加入内定)の声も紹介している。

 試合は序盤こそオランダのフィジカルに押される場面が目立ったものの、小気味いいプレーで日本がリズムをつかむ。すると前半36分にセレッソ大阪加入が内定しているFW西川潤(桐光学園高)のパスを受けた若月のシュートで先制点をゲット。後半24分にも再び西川-若月のホットラインが開通して追加点を奪うと、同32分には得たPKを西川が決めて勝負あった。

「サムライブルーは素早い連係プレーとワールドクラスのテクニックで、オレンジ軍団のディフェンスを何度も圧倒した。特に秀でていたのは日本のナンバー9、ヤマト・ワカツキだ」

 このように称賛する同サイトでは、若月へのインタビューも掲載。「オランダがグループ内で最もタフな相手なのは分かっていました。だからこそこの試合を勝つことがとても重要だと考えていました」と必勝態勢で臨んだことを明かしている。

 それとともに「利き足は右なんですが、今は左足でもシュートが打てるように懸命に練習しています」と課題克服を挙げ、「(アルゼンチン代表FW)リオネル・メッシと(フランス代表FW)キリアン・ムバッペは自分自身が尊敬する選手です。メッシはテクニックとドリブルのスキル、ムバッペはスピードが信じられないほど凄いですから」と、憧れの選手も明かしている。

 同サイトは「将来はまだどうなるかはわからないとはいえ、ワカツキは素晴らしいスタートを切った」と締めくくっている。現地時間30日に行われる第2戦アメリカ戦でも結果を残せば、さらに注目は高まりそうだ。

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