仏代表OB、神童ムバッペの“ネイマール化”を危惧 「個人主義にフォーカスして…」
デュガリー氏は自信の表れとも言えるムバッペの発言に警鐘「夢を壊されたくはない」
元フランス代表FWクリストフ・デュガリー氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの“ネイマール化“を危惧しているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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昨季のフランスリーグ得点王ムバッペは度重なる負傷の影響で、すでにリーグ戦5試合を欠場。その影響から途中出場の試合も多くなっているが、出場8試合で6得点をマークしており、限られた時間のなかでも結果を出すあたりはさすがの一言だ。
22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節クラブ・ブルージュ(ベルギー)戦(5-0)では後半7分から途中出場してハットトリックを達成。しかし、試合後には先発出場にこだわるコメントをしていた。
「スタートから試合に出たかった。スタートからプレーすることを考えていたんだ。監督の決定は受け入れなければいけないが、僕は自分なしでは厳しいということを改めて証明したかったんだ」
自信の表れとも言えるムバッペの発言だが、これに反応したのが元フランス代表FWデュガリー氏だ。傲慢さとも取られかねないコメントに苦言を呈している。
「(ムバッペの発言は)不注意だった。少し難しい状況だが、私の夢をムバッペに壊されたくはない。彼はネイマールへと変わっていると思う。個人主義にフォーカスしている印象を与えてしまう」
デュガリー氏は以前からネイマールに対して厳しい批判を繰り返しており、その振る舞いに不満を抱えていることを隠そうとはしていない。同胞のムバッペが悪い意味で“ネイマール化”していると感じ、そこに危機感を覚えているようだ。
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