プレミアリーグ史上最も“汚い”クラブは? データで突出した強豪「ライバルたちを一蹴」
イエローカードとレッドカードを数値に換算 チェルシーがトップに君臨「驚異的なポイント」
プレミアリーグの歴史上最も“ダーティ”だったクラブは、ロンドンを本拠地とするチェルシーだったようだ。イギリス「Spreadex」社が各クラブのイエローカード、レッドカードの総数を集計し、ポイントに換算してランキングを公開している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
このランキングでは「ブッキング・ポイント」として、イエローカードを10ポイント、レッドカードを25ポイントに定め、1992年から発足したプレミアリーグ全試合での記録を集計。その結果、トータル1046試合で18360ポイントを集めたチェルシーが最多となり、「ダーディスト・プレミアリーグ・チーム」に選ばれた。記事では、チェルシーが叩き出した数値を「驚異的なポイント」と伝え、「ライバルたちを一蹴した」と優勝争いを演じてきた多くのトップクラブを圧倒する数字であったことを指摘している。
プレミアリーグ在籍期間によって試合数が異なるため、全チームを均等に比較することは出来ないが、同じ試合数(1046)のエバートンが18245ポイントで2位、アーセナルが17885ポイントで3位、トットナムが16815ポイントで4位、マンチェスター・ユナイテッドが16570ポイントで5位となった。
6位には上位勢よりも150試合ほど少ない890試合で16495ポイントを集めたウェストハムがランクイン。さらに928試合で15495ポイントのニューカッスル・ユナイテッド、932試合で15175ポイントのアストン・ビラと続く。リバプールは1046試合で14530ポイントと最多試合数のクラブの中では最もポイントが少なかった。
トータルではなく平均値で見た場合は、現在は2部チャンピオンシップで戦うダービー・カウンティがトップに立った。プレミアリーグで戦った試合は266試合で、1試合あたりのブッキング・ポイントは21.82330827ポイントだった。サンダーランドやハル・シティなど、1部と2部を行き来している中小クラブが上位に並んだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)