EURO優勝狙うスペイン代表、すでに14人が“当確”? 東京五輪出場を目指す主将も…

スペイン代表のポジション争いが熾烈を極めている【写真:Getty Images】
スペイン代表のポジション争いが熾烈を極めている【写真:Getty Images】

予選F組首位を独走するスペイン代表、地元紙が残り「9枠」を巡る争いを指摘

 欧州王者の覇権奪還を狙うスペイン代表は、今年6月に辞任したルイス・エンリケ前監督の後を継いだロベルト・モレノ監督の下でチーム作りを進めている。スペイン紙「マルカ」によれば、現体制においてはすでに14人の“当確選手”が存在しているという。

 ヨーロッパでは現在、来年行われる欧州選手権(EURO)に向けた予選が佳境を迎えている。予選F組のスペインは7試合を終えて6勝1分で首位を走り、本大会出場権獲得まであと一歩となっている。

 エンリケ監督の就任以降では実に49選手が試合に出場するなど、代表でのポジション争いは熾烈を極めている。「マルカ」紙は「もしも欧州選手権が来月開幕だったら、スペイン代表のスポットは残り9枠だ」とし、本大会登録枠「23」のうちすでに14選手は“当確ランプ”が付いていると指摘している。

 GKはダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)、ケパ・アリサバラガ(チェルシー)、パウ・ロペス(ローマ)の3人でほぼ固まっており、他の選手が入り込む余地は薄いようだ。さらに2020年の東京五輪出場に意欲を見せているとされる主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)、サイドバックのDFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)、中盤の要であるMFセルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)とロドリ(マンチェスター・シティ)、前線のFWロドリゴ・モレノ(バレンシア)が現体制の中核を成す選手として名前が挙がっている。

 彼らに加え、DFダニ・カルバハル(レアル・マドリード)、DFヘスス・ナバス(セビージャ)、DFジョルディ・アルバ(バルセロナ)、MFサウール・ニゲス(アトレチコ・マドリード)、MFダニ・セバージョス(アーセナル)、MFファビアン・ルイス(ナポリ)も含めた14選手は現状でメンバー入り当確の選手だという。

 2008年と12年にEURO連覇を経験し、ラモスやブスケッツなどその当時の主力メンバーもいまだに残るスペイン。予選突破が当面のノルマだが、その先に待つ激しいメンバー争いの行方に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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