強豪を抑えて首位に君臨するレスター ラニエリ監督「夢から覚めたくない」

王者チェルシーを撃破 目標は「勝ち点40」と謙虚な姿勢を貫く

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は昨季王者、そして自身の古巣であるチェルシー撃破の喜びを噛みしめていた。目標はあくまで「勝ち点40」と謙虚な姿勢を貫くが、プレミアリーグ首位に立つなど躍進が続き、「ファンと一緒に夢を見続けていきたい」と語るなど、魔法のような魅力的な時間を満喫している。英地元紙「ミラー」が報じた。

 ラニエリ監督率いるレスターは、14日に行われた本拠地キングパワー・スタジアムでの一戦でチェルシーに2-1と勝利。勝ち点を35に伸ばし、アーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドといった強豪を抑えて首位をキープした。今季からレスターを指揮するイタリア人指揮官は、充実した時を過ごしながらもあくまで“現在”の目標は残留であると謙虚な姿勢を崩していない。

「選手たちにはまだ『あと5ポイントが必要だ』と言った。私はシーズンの初めに40ポイントを目標に置いた。もし、この目標を達成できたら、その時に目標を変える」

 11試合連続ゴールというリーグ新記録を達成したエースFWジェイミー・ヴァーディや、得点とアシストを量産するMFリヤド・マフレズの覚醒、フランス代表MFエンゴロ・カンテや日本代表FWの岡崎慎司ら新戦力もすぐにフィットし、チームは大躍進を続けている。指揮官もこの快進撃に顔をほころばせた。

 

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