モウリーニョ監督、新天地の希望はイングランド? 仏1部リヨンのオファーを固辞か

現在フリーのモウリーニョ氏【写真:Getty Images】
現在フリーのモウリーニョ氏【写真:Getty Images】

家族との生活を望み、イングランドからのオファー希望と英紙報道

 2018年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏は、数々のクラブからオファーを受けている。しかし、現時点では現場に復帰していない。自身にふさわしいオファーを待っているという同氏だが、リヨンのオファーを断ったと英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 同紙によると、リヨンのジーン・ミチェル・オーラス会長がシルビーニョ監督を解任したタイミングで後任にモウリーニョ氏をリストアップし、監督就任を打診したという。しかし、プレミアリーグ復帰を目指す同氏に断られたようだ。

 モウリーニョ氏は、家族が生活をしているイングランドへの復帰を希望しているため、リヨンは元フランス代表監督でありパリ・サンジェルマンも率いた経験を持つローラン・ブラン氏に関心を向けたという。

 現在、モウリーニョ氏は、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の去就が不透明となっているトットナムの監督就任に興味を持っているとされる。ポルトガルのベンフィカ、中国スーパーリーグのクラブからのオファーも断っているモウリーニョ監督だが、英紙「デイリー・ミラー」は、ポチェッティーノ監督が離れることになれば、北ロンドンのクラブを率いることになるだろうと報じた。

 昨季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで勝ち進んだトットナムは、今季のプレミアリーグでもトップ4に入る有力候補に挙げられていた。しかし、プレミアリーグでも、CLでも結果は振るわずに期待を裏切る形になっている。

 CLでバイエルンに2-7で敗れると、その週末にはブライトンに0-3で敗れ、ポチェッティーノ監督にかかるプレッシャーは強まっている。自身を安売りしないモウリーニョ氏は、「私は正しい機会を待たなければならない。正しい機会というのは、監督としての私と同じサイズで、同じレベルのものだ。ピッタリのものを待たなければいけない」と、コメントしている。

 ジネディーヌ・ジダン監督の後任としてレアル・マドリードの監督に再就任するのではないかという噂もあるモウリーニョ氏だが、どのタイミングで監督に復帰するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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