今季加入したMFデ・ヨング、インテル戦で披露した美技にCL公式が脚光

　今夏スペインの名門バルセロナに加入したオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、ここまで公式戦10試合中9試合に先発するなど、中盤のレギュラーとして活躍している。そんな才能豊かな22歳が試合中に見せた美技に、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）公式インスタグラムが注目。映像を公開し反響を呼んでいる。

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　卓越したテクニックとパスセンスを誇るデ・ヨングは、昨季アヤックスのCLベスト4進出に大きく貢献。今年1月に今季からバルセロナに移籍することが発表され、ここまではその期待に違わぬ活躍を見せている。

　CL公式ツイッターが注目したのは、現地時間2日に行われたグループステージ第2節インテル戦（2-1）のワンシーンだ。敵陣でのわずかなスペースに入り込みメッシから縦パスを受けたデ・ヨングは、背後からイタリア代表MFニコロ・バレッラのプレッシャーを受けるも、ブロックしながらボールをキープ。相手ゴールに背を向けた状態で右に進路を取ると、右後方からイタリア代表FWマッテオ・ポリターノが挟みに来た。

　すると次の瞬間、デ・ヨングは右足裏でボールを止めると、素早く左に回転しながら左足裏でボールを転がす“マルセイユ・ルーレット”を敢行。華麗に2人の守備をはがすと、左サイドにいたフランス代表FWウスマン・デンベレにパスを出し局面を打開した。

　相手2人を翻弄した美技動画の公開を受け、コメント欄にはファンから「未来」「魔法使い」「クール」「天才」「新メッシ」「なんてクラックだ」など、華麗なルーレットに感嘆の声が上がった一方、「基本的なスキルだ」といった反応も見られた。

　もっとも、22歳にしてバルサ加入1年目の開幕戦からレギュラーを奪った才能は確かなもの。新時代の旗手として、ファンをさらに魅了してくれそうだ。