新任のジャンパオロ監督の下で不調が続き、早期解任も囁かれる事態に

　イタリア・セリエAの名門ACミランは、今季開幕からなかなか結果が出ずに苦しんでいる。そんななか、就任したばかりのマルコ・ジャンパオロ監督を解任し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督を再び招聘する可能性があるようだ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じた。

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　今季からジャンパオロ監督を招聘したミランだが、現地時間5日の第7節ジェノア戦には2-1で逆転勝利を収めたものの、開幕7試合の成績は3勝4敗。内容的にも厳しい状態が続き、ジャンパオロ監督の早期解任の可能性も囁かれている。

　そんなジャンパオロ監督の後任候補として挙がっているのが、昨季までミランを率いていたガットゥーゾ前監督だ。ガットゥーゾ前監督は昨季にチームをUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場圏内に導くことができず、双方合意のもとで契約終了となった。しかし「コリエレ・デロ・スポルト」によると、不仲が噂されるテクニカル・ディレクターの元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏がチームを去った場合のみ、復帰する準備があると伝えている。

　その他の候補者には、昨季までマルセイユを率いていたルディ・ガルシア監督、レスターを率いてプレミアリーグ優勝を果たしたクラウディオ・ラニエリ監督、アーセナルで長期政権を築いたアーセン・ベンゲル監督の名前も挙がっている。

　クラブの状況を改善するために、ミランはどんな判断を下すのか。今後の監督人事は一つのポイントになるだろう。

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