「世界最高のデュオ」 復活のメッシ&スアレス、練習中の“超絶コントロール”に反響

バルセロナFWメッシ(右)とスアレス【写真:Getty Images】
バルセロナFWメッシ(右)とスアレス【写真:Getty Images】

CLインテル戦で復活した“黄金コンビ”、ウォーミングアップ中の映像をバルサ公式SNSが公開

 スペインの名門バルセロナは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節インテル戦に2-1で勝利した。本拠地カンプ・ノウで行われた試合ではウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2ゴールを奪い、先発復帰したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが華麗なドリブルから2点目をアシストした場面も注目を集め、“黄金コンビ”復活を印象付けた。そうしたなかバルセロナ公式インスタグラムは、試合前のウォーミングアップでパス交換をする2人の動画を公開。華麗なボールコントロールの連続にファンからも称賛の声が上がっている。

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 バルセロナは今季、メッシが負傷で出遅れたこともあり開幕から低空飛行が続き、リーガ・エスパニョーラでは開幕戦のビルバオ戦(0-1)と第5節グラナダ戦(0-2)に敗れ早くも2敗。第6節ビジャレアル戦(2-1)、第7節ヘタフェ戦(2-0)と2連勝を飾ったなかでインテル戦を迎えた。

 前半2分に先制を許す苦しい展開のなか、後半13分にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのパスからスアレスが同点弾をマーク。そして同39分、4日前のヘタフェ戦を欠場しこの試合で先発復帰したメッシが輝きを放つ。敵陣右サイドでボールを受けたメッシはドリブルを開始し、対峙した相手を抜いて一気に加速すると、カバーに来た選手も置き去りにし、ペナルティーエリア手前まで持ち込む。フェイントで中央に持ち出した瞬間、警戒するインテルの選手3人を尻目に横パスを選択。中央にいたスアレスが巧みなトラップから決勝ゴールを決めた。

 2014年にスアレスが加入して以降、華麗な連係から数々のゴールを積み重ねてきた2人。バルセロナ公式インスタグラムはそんな“黄金コンビ”を称えるように、1本の動画を公開した。

 映像はカンプ・ノウのピッチ上でのウォーミングアップの場面。約30メートルの距離を取った2人が、お互いにロングキックを蹴り合っていく。目を引くのはトラップする際の技術で、まずはスアレスが高く上がったボールを右足太ももで“クッションコントロール”。勢いを完璧に吸収してすぐさま右足でパスを送ると、今度はメッシがショートバウンドしたボールを左足スネ付近で軽々と止めた。その後もスアレスは右足アウトサイドでのトラップ、頭上にボールを上げてターンするなど、軽快なボールタッチを披露していた。

 この動画は公開から10時間で350万再生を突破。コメント欄では「世界最高のデュオ」「魔法」「壮大なメッシと極上のスアレス」といった称賛のほか、映像内で左利きのメッシが右足でパスを送ったシーンについて「メッシが右足でカーブキック」と言及する声もあった。公式戦3連勝と上昇気流に乗り始めているバルサ。今季も浮沈のカギを握るのは、やはり前線に君臨するメッシ&スアレスの“黄金コンビ”なのかもしれない。

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