ネイマール負傷は練習中の自爆!? スアレス相手にトリックを披露し痛める

重傷ではなく来日予定 バルサの一員としてCWCで勇姿を見せられるか

 バルセロナのブラジル代表FWネイマールは現在、左太もも裏を故障し筋挫傷と診断されているが、その原因が練習中にウルグアイ代表FWルイス・スアレスに「ソンブレロ」と呼ばれるボールを相手の頭上に蹴り上げて抜くドリブルを仕掛けた際の”自爆”であることが明らかになった。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 ネイマールはすでに精密検査を受けている。バルセロナは全治を発表しておらず、12月20日に予定されているクラブワールドカップ(CWC)決勝に出場できないほどの重傷ではないとされているが、故障の原因は練習中に披露したトリックだったという。

 UEFAチャンピオンズリーグのレバークーゼン戦前日練習が行われた8日、ネイマールがボール回しの練習で対峙したスアレスの頭上にボールを浮かして抜く得意の「ソンブレロ」を仕掛けた際に故障。スアレスのインターセプトをかわすために左足を伸ばしすぎ、太ももの裏から「ピキッ」という音が聞こえたという。

 ネイマールは日本に向かう12時間のフライト中も理学療法士の治療を受けることになった。自爆した魔法使いは、クラブ世界一決定戦の舞台で勇姿を見せることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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