元スペイン代表監督がネイマール称賛も… 絶え間ない騒動に「模範的ではない」と批判
デル・ボスケ氏、「サッカー選手として好き」とネイマールを評価するも…
今夏にバルセロナへの復帰を企てたブラジル代表FWネイマールだが、移籍は成立せずにパリ・サンジェルマン(PSG)に残留が決まった。スペインのラジオ局「カデナ・セール」の番組「El Larguero」に出演した元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏は、騒動を巻き起こすネイマールについて「サッカー選手として好き」と称賛しつつも、「模範的ではない」と語っている。
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去就問題の他にもピッチ外でのスキャンダルが絶えないネイマールには、ネガティブな話題が尽きない状況が続いている。今夏はバルセロナへの移籍を希望したもののクラブ間で合意には至らず、PSGへの残留を余儀なくされた。その騒動が連日にわたって報道されたことで、PSGのファンからは冷遇されることになった。
国際サッカー連盟(FIFA)による年間表彰式「The BEST」についてコメントを求められたデル・ボスケ氏は、年間最優秀選手賞の最終候補となったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて語った後、「現在ネイマールがサッカー選手として好きだ」と答えている。
「私は現在ネイマールがサッカー選手として好きだ。だが、彼は多くの騒動を巻き起こすので、模範的ではない。私は彼がまだ良くなっていないと思うが、とても良い選手だ。しかし、どう見えるかはそれぞれが判断すべきことだろう」
ネイマールが持つサッカー選手としての才能を認めるデル・ボスケ氏だが、その他の行動については批判を展開した。ネイマールは名将の言葉を真摯に受け止め、サッカー選手としても人間としても模範的に生まれ変われるのか、今後の見どころとなるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)