女子W杯得点王の米代表MF、バルサ移籍熱望 「ちょっと年を取っちゃってるけど…」

アメリカ代表MFミーガン・ラピノー【写真:Getty Images】
アメリカ代表MFミーガン・ラピノー【写真:Getty Images】

今夏の女子W杯でアメリカ優勝に大きく貢献、MFラピノーがスペイン移籍を希望

 今年の女子ワールドカップ(W杯)を制したアメリカで、最も知名度を上げた選手の1人といえばMFミーガン・ラピノー(レインFC)だろう。そのラピノーは女子サッカーの本場であるアメリカでプレーしているが、リーガ・エスパニョーラ女子のバルセロナ移籍を希望する発言をしたとスペイン紙「AS」が伝えている。
 
ラピノーは今夏のW杯で得点王に輝いただけでなく、ピッチ内外でキャプテンシーを発揮。女子W杯決勝前の会見では、男子と女子の賃金格差を訴え、優勝後もドナルド・トランプ大統領とツイッター上で論戦を繰り広げ、ホワイトハウス訪問を拒否するなど、その行動力が注目されている。

 一躍女子サッカーのアイコン的存在になったラピノーだが、テレビ局「beIn Sports」のインタビューに応じ、「私、ミーガン・ラピノーはちょっと年を取っちゃってるんだけどね」と冗談めかしながらもこのように続けている。

「だけど私はもちろん、すべてのオファーを受け入れようと思う。海外でプレーするという考えはとても魅力的。私自身、旅行が好きだし。リヨンでプレーした期間も良かった。そして多分、私のキャリアの最後は、スペインで―プレーすると思う」

リーガ移籍希望を口にするとともに、意中のクラブについてもラピノーらしくハッキリと明言している。

「バルセロナのプレーの仕方は美しくて、インスピレーションを受けるもの。バルサを見るのは楽しいし、アトレチコ(・マドリード)もすごいインテンシティー。レアル・マドリードには偉大な選手がいるけど、私の中ではバルサがナンバーワン」

 男子のバルセロナには、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが在籍する。ラピノーが女子側に加入すれば大きな注目が集まるのは間違いない。果たしてラピノーの思いは届くのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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