C・ロナウドがまたも快挙! CLのグループステージで史上初の二桁得点を達成
マルメ戦で今季CL二度目のハットトリック
レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが、またしても偉大なゴール記録を樹立した。8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のマルメ戦で1試合4得点を記録。圧巻のゴールラッシュでグループステージ2度目のハットトリックを達成すると共に、グループステージで二桁得点を記録した史上初の選手となった。UEFA公式サイトが伝えている。
レアルはロナウドの爆発だけでなく、直前のリーグ戦で2得点と躍動したFWカリム・ベンゼマもハットトリックを達成。クロアチア代表のMFマテオ・コバチッチにも得点が生まれ、8-0と大勝を収めた。シュート31本を放つなどスウェーデンの強豪マルメを圧倒し、完膚なきまでに叩きのめした。
その中で、ロナウドは2点リードの前半39分の追加点を皮切りに、後半2分、同5分、同14分と立て続けにネットを揺らした。第1節のシャフタール・ドネツク戦以来、今季CL2度目のハットトリック達成で、グループステージでの得点数を11に伸ばした。早くも得点王となった昨季のゴール数に並んだだけでなく、今季シャフタールからACミランへ移籍したFWルイス・アドリアーノ(2014-15シーズン)と自身が2013-14シーズンに打ち立てた9得点というグループステージ最多得点記録を更新。決勝トーナメントを前に二桁得点を記録した史上初の選手となった。
現時点での得点ランキングで、ロナウドに続く2位につけるのはバルセロナのFWルイス・スアレスやバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキ、FWトーマス・ミュラーら5得点。すでに大差をつけている。
チームも大勝で首位通過に花を添えたゴールマシンが、さらなる記録更新に挑む。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images