マンUのレジェンドMFスコールズ、アウトサイドでのワンタッチスルーパスを披露

　昨季までマンチェスター・シティでプレーし、現在はアンデルレヒトに所属するベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの記念試合が現地時間11日、エティハド・スタジアムで行われた。この試合に「プレミアリーグ・オールスター」として出場した元イングランド代表MFポール・スコールズの美技が反響を呼んでいる。

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　今回の記念試合は「マンチェスター・シティ・レジェンズ」と「プレミアリーグ・オールスター」で行われ、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ（シティ）のような現役のスター選手に加え、元ウェールズ代表FWライアン・ギグス（元マンチェスター・ユナイテッド／現ウェールズ代表監督）や元フランス代表FWティエリ・アンリ（元アーセナル）ら往年のスター選手も顔を揃えた。

　主催のコンパニは負傷の影響で欠場したものの、試合は元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーらが得点を決めるなど盛り上がりを見せ、2-2で終了。そのなかでユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFポール・スコールズが現役時代を彷彿とさせる“美技”を披露し、話題となっている。

　プレミアリーグ・オールスターの一員として出場したスコールズは、2-1と1点リードした後半13分に魅せる。センターサークル内で左サイドからのパスを受けると、右足のアウトサイドで擦り上げるようなワンタッチパスを繰り出し、完全に相手の意表を突く形で前線のファン・ペルシーへとスルーパスを通してみせた。

　英衛星放送「スカイ・スポーツ」プレミアリーグ版ツイッターは、「これがポール・スコールズの世界だ」と綴って動画を公開。返信欄には「なんてタッチだ」「プレミア史上最高のMF」「今でもユナイテッドの中盤に入れる」「偉大さは永遠」「信じられない」と称賛のコメントが並んでいた。

　かつて中心選手としてユナイテッドの黄金期を築き、同時期の世界のトッププレーヤーたちから称賛を受けていたスコールズ。2013年の引退から6年が経過しても、そのスキルは錆び付いていないようだ。