英記者がミャンマー戦“先発11人”を採点 「背後に久保が迫る」と警鐘を鳴らした選手は?
W杯予選の初戦で2-0勝利 “2列目トリオ”が躍動、中島と南野がゴール
日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の初戦でミャンマーと対戦し、アウェーで2-0の勝利を収めた。5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)と同じ11人が先発メンバーに名を連ねたなか、前半16分にMF中島翔哉(ポルト)が先制ゴール。同26分にMF堂安律(PSV)のクロスからMF南野拓実(ザルツブルク)が頭で押し込み、リードを2点に広げた。
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その後、追加点を奪えなかったものの、盤石の白星発進となった日本代表だが、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者マイケル・チャーチ氏はどのように見たのか。スタメン出場した11選手を10点満点で採点。ファインゴールで合格点を与えながら、「背後に久保建英が迫っている」と警鐘を鳴らした選手とは――。
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■ミャンマー戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
権田修一(ポルティモネンセ) 6点
後半9分にロングシュートを放たれ、緊急対応した場面を除き、穏やかな夜を過ごした。
【DF】
酒井宏樹(マルセイユ) 6点
通常通りの堅実さ。実力下位の相手に対し、試合が進むにつれ攻撃参加に成功した。
吉田麻也(サウサンプトン) 7点
ミャンマーのエリア内でクロスバーを叩くヘディングを放つなど、攻撃で存在感を見せつけた。相手GKの素晴らしいパフォーマンスで惜しくも阻まれたが……。
冨安健洋(ボローニャ) 6点
ほとんど仕掛けられる場面がなかった。前半に決定機を外した。
長友佑都(ガラタサライ) 6点
中島との連係によって左サイドで攻撃の幅を作った。守備で労力を求められる場面はほとんどなかった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。