バルサFWスアレス、値千金の“決勝ダイレクトボレー弾”に反響 「ハンサムゴール」
1-1で迎えた後半45分、S・ロベルトの浮き球に右足で合わせて決勝点を奪取
バルセロナは現地時間4日、ジョアン・ガンペール杯決勝でアーセナルを2-1で下し、日本でのヴィッセル神戸戦(2-0)に続いてプレシーズン2連勝を飾った。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを温存するなか、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが試合終了間際に劇的な決勝弾。技ありの一撃に「ハンサムゴール」「巧妙なボレー」と称賛が相次いでいる。
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バルセロナはコパ・アメリカ(南米選手権)に出場したメッシ、スアレス、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ブラジル代表MFアルトゥール、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが日本ツアー帯同から外れ、休息に当てていた。
スアレスは7月30日にチーム練習に合流。その後、メッシら残りのコパ参加組も加わり、カンプ・ノウでのジョアン・ガンペール杯決勝に臨んだ。
バルセロナは前半36分にアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに先制点を許すも、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチやスアレスらを投入した後半24分に相手のオウンゴールで同点に追いつく。そして、お互いに決定打を欠いたまま迎えた後半45分だった。
バルセロナのスペイン代表MFセルジ・ロベルトが前線へ絶妙な浮き球のパスを供給。これに反応したスアレスはアーセナルのペナルティーエリア内に侵入すると、半身の体勢から右足でダイレクトボレー。ドイツ代表GKベルント・レノの牙城を崩し、勝ち越しのゴールネットを揺らした。
メッシやコウチーニョを温存するなかで、スアレスが主軸の意地を見せて値千金の決勝弾。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は「ハンサムゴール」と称え、ブラジルメディア「UOLエスポルチ」も「巧妙なボレー」とアクロバティックな一撃を評した。スペイン紙「マルカ」は、「スアレスがメッシ不在のバルセロナを救った」とスアレスが大仕事をやってのけたことを伝えている。
新シーズンも、スアレスがメッシとともに相手チームの脅威となりそうだ。