C・ロナウド欠場騒動、韓国側が「居直り」とユーベを糾弾 「呆れる」「不道徳の極致」

ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

ロナウドのKリーグ選抜戦欠場から大騒動へ ユーベの反論に韓国側が再び反応

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが26日のKリーグ選抜戦を欠場して大きな騒動へと発展しているなか、Kリーグからユベントスへ抗議文を送り、ユベントス会長が怒りの反論に出た。そんなクラブの対応を受けて、韓国側では「居直りに出ている」「不道徳」と糾弾の姿勢を見せている。韓国メディア「news1」が伝えた。

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 ユベントスはアジアツアーを敢行し、26日にソウルで韓国のKリーグ選抜と対戦。この試合で主催者とユベントスの間では、ロナウドを巡って少なくとも45分間出場の契約を結んでいたと一部で報じられている。結局、ロナウドはベンチに座ったまま出場せず、韓国のサッカーファンは「精神的苦痛」を理由に損害賠償訴訟に至るなど騒動が拡大中だ。

 そうしたなか、Kリーグ側からユベントス側に正式な抗議文が送られたと伝えられるなか、ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長は「ロナウドは我々の医療スタッフにより、筋肉の疲労により休養が必要とアドバイスがあった。私たちが常に尊重するファンに対する無責任な行動、傲慢および軽蔑があったという告発を、絶対的に拒絶する」と反論に出ている。

 そうしたユベントスの行動に韓国側も反応。「ユベントス居直りにプロサッカー連盟『不道徳で強引の極致』」と触れたのが、現地メディア「news1」だ。「韓国プロサッカー連盟の抗議文にユベントスが真っ向から反論。プロ連盟側は『責任を転嫁し、本質を曇らせる恥知らずな行為』と非難した」と記した。また、記事では韓国プロサッカー連盟の関係者を直撃し、次のようなコメントを紹介している。

「肝心の内容がぼやけたまま居直っている。不道徳で強引だ。韓国サッカーを無視したユベントスの無礼を厳しく叱るために抗議文を送ったが、その姿勢がとんでもない。最小限の反省と謝罪を期待したが、これがビッグクラブの取る態度なのかと思うと呆れる」

 韓国側とユベントス側は双方ともに言い分を主張しており、今回の騒動はいまだ収束の兆しが見えない。

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