神童ムバッペ、PSGと契約延長の意思なし レアルが来夏の獲得プランを水面下で進行か

パリ・サンジェルマンFWムバッペ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンFWムバッペ【写真:Getty Images】

PSGとの契約が2022年まで残るなか、ネイマールに続いてフランス王者から“脱走”か

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、フランスに長くとどまることはなさそうだ。仏メディアで2022年まで残る契約延長の意思がないと報じられたムバッペを、レアル・マドリードは来夏にも獲得するプランを温めているという。

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 ムバッペは2017年にモナコからPSGへ移籍。初年度はレンタル移籍で、その後に買い取りオプションが行使されて、2022年までの契約を結んでいる。昨年はフランス1部リーグ・アンで得点王とMVPをダブル受賞するなど、20歳にしてすでに世界的な名声を手にしている。

 そんなムバッペにとって、フランスリーグでのプレーは通過点に過ぎないのだろうか。フランス紙「ル・パリジャン」は、ムバッペが2022年までの契約をさらに延長することは考えていないと報じている。

 PSGは今夏にブラジル代表FWネイマールの移籍も噂され、チームの要であるスター選手の流出が続く可能性が出てきた。これを受けて、スペイン紙「AS」が「PSGから次に脱走するのはムバッペか」と報じるほどだ。

 ネイマールは古巣バルセロナへの復帰が取り沙汰されている一方、ムバッペの行き先はレアル・マドリードが予想されている。「レアルは2020年にムバッペ獲得を契約している」と、来夏にも動きがあるとの予想が記事では報じられた。

 フランス国内では無類の強さを発揮してきたPSGだが、UEFAチャンピオンズリーグでは他国のライバルに遅れをとっている。ネイマールとムバッペを失えば、悲願のビッグイヤーからもさらに遠ざかる可能性は高い。PSGファンにとってはあまり耳に入れたくないニュースだが、メガクラブから引く手あまたの至宝ムバッペを引き止めるのは至難の業となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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