ディナモ・ザグレブMFに4年間の出場停止処分 CLの薬物検査で陽性反応

渦中のアデミは潔白を主張 UEFAの決定に対し異議申し立てへ

 クロアチアの名門ディナモ・ザグレブに所属するマケドニア代表MFアリヤン・アデミが、9月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアーセナル戦(2-1で勝利)後の薬物検査に引っ掛かり、UEFAから4年間の出場停止処分が下された。英国営放送「BBC」が報じている。
 アデミはザグレブが強豪アーセナルを下した一戦に、90分間フル出場していた。処分を言い渡されたアデミだが、「私は過ちを犯していない。間違ったことは何もしていないんだ。とても不愉快だ」と無実を主張。禁止薬物の使用は一切ないと断言している。
また、ザグレブを率いるゾラン・マミッチ監督もクラブの公式サイトを通じ、アデミが禁止薬物を使用していないと主張。「4年間の出場停止なんて馬鹿げている。UEFAはアーセナルやバイエルン、マンチェスターなどの他のビッグクラブに対して同じような処分を下すのか?」と憤りを露わに。処分については「我々は彼のために戦うよ。アデミは輝かしい才能を持った素晴らしい青年で、我々の副キャプテンだ。彼を、そしてクロアチアのフットボールを守りたい。このままでは我々にとっては大きな汚点となってしまう」とし、異議申し立てを行う構えを明かした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング