CL奪還目指すバルサ、アルゼンチン新鋭FWに興味 獲得に138億を用意とスペイン報道

バルセロナがアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに興味?【写真:Getty Images】
バルセロナがアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに興味?【写真:Getty Images】

コパ・アメリカで活躍中のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに注目

 バルセロナは2019-20シーズン、リーガ・エスパニョーラ3連覇とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)奪還を目指す。宿敵レアル・マドリードと比べるとまだビッグディール成立に至っていない現状だが、ブラジルで開催されているコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦中で、アルゼンチン代表の得点源になりつつあるFWラウタロ・マルティネス(インテル)に興味を示しているようだ。スペイン紙「マルカ」がアルゼンチンのラジオ局「ラジオ・ラ・レッド」の情報として伝えている。

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 母国のラシン・クラブから昨夏、セリエAきっての名門インテルに加入したマルティネス。21歳ながらセリエAで27試合に出場し、6ゴール2アシストと主力に上り詰めた。

 その勢いを持続して、コパ・アメリカではアルゼンチン代表として活躍を見せている。絶対的エースのFWリオネル・メッシ(バルセロナ)、FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)がハードマークを受けがちななかで、セリエAで磨き上げた決定力を発揮。勝利のみが求められたグループリーグ第3戦カタール戦(2-0)、準々決勝ベネズエラ戦(2-0)で先制ゴールを挙げるなど、ラッキーボーイになりつつある。

 進境著しいラウタロに対して、バルサは代理人に対して“興味を持っている”との意向を伝えたという。まだ具体的な交渉には至っていないようだが、バルサは1億1200万ユーロ(約138億円)を支払う予定があるという。

 もしこの金額が満額支払われれば、莫大な金額が手に入るインテルだけでなく、保有権の10%を持っているラシンとしても相応の収入が入ることになる。コパ・アメリカで一躍名を挙げたアタッカーが、同胞のスーパースターであるメッシとチームメートとなる日は来るのだろうか。

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