クリスタル・パレスが仏テロ事件を受け、パリでのクリスマス・パーティを中止

DFケリーがパリに滞在中も難を逃れる

 フランス代表は13日にパリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスで、ドイツ代表と国際親善試合を行ったが、後半途中にスタジアム付近のレストランなどでの爆破事件を含む同時多発テロが発生。試合後に観衆がピッチ上に避難する事態になった。120人を超える犠牲者が出た今回のパリでの惨劇を受け、プレミアリーグで現在8位のクリスタル・パレスが、パリで予定していた今年のクリスマス・パーティをキャンセルしたという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 チームはクリスマス・パーティとして、11月28日の第14節ニューカッスル戦後にパリへ出発。一足早いクリスマス・パーティを予定していたが、急遽取りやめになったという。別の目的地の選定に入ったとレポートされている。

 花の都は、クリスタル・パレスの選手にとってお気に入りの都市だったようだ。DFマーティン・ケリーは13日夜、パリで過ごしていたが、テロの標的の建造物から離れていたために難を逃れたという。

 フランスはテロの影響で国境が封鎖され、旅行客のキャンセルも相次いでいるという。フットボーラーも足を遠ざけることになっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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