イニエスタ、ビジャが2得点の揃い踏み! J1神戸、5-3で名古屋との乱打戦を制す
第4子誕生のイニエスタは“ゆりかごダンス”を披露
J1ヴィッセル神戸は30日、J1第17節で名古屋グランパスと対戦し、5-3の勝利を収めた。元スペイン代表FWダビド・ビジャと2試合ぶり先発の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが揃って2ゴールの活躍を見せ、乱打戦を制した。
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試合を動かしたのはホームの神戸。前半27分、スルーパスに抜け出したビジャがドリブルでペナルティーエリアに持ち込むと、細かなステップでDFジョアン・シミッチを翻弄。GKと1対1になったところで、正確なシュートをゴールネットに沈めた。
追いかける名古屋も後半13分にMF和泉竜司が左足のシュートを突き刺して同点。しかし、同18分にはGKが弾いたこぼれ球を拾ったイニエスタが右足のミドルシュートをゴール左隅に沈めた。先日、第4子が誕生したイニエスタはチームメートとともにゆりかごダンスを披露した。
しかし、その3分後には神戸のGKキム・スンギュとDF初瀬亮がゴール前で互いに譲り合ってしまうミスから失点。再び試合は振り出しに戻った。
点の取り合いとなったゲームはさらに激しさを増していく。神戸は後半23分、MF郷家友太が倒されて得たPKをイニエスタが決めて3-2。対する名古屋も同32分にFWジョーが頭でつなぎ、DF中谷進之介がヘディング押し混んで三度、同点とした。
それでも最後は神戸が突き放す。同35分にはこの試合2度目のPKをビジャが成功させて4-3。さらに同42分には途中出場のFW小川慶治朗がダメ押しゴールを決めて試合を決めた。
両チーム合わせて8得点が生まれた乱打戦は、元スペイン代表コンビが揃い踏みの活躍を見せた神戸に軍配が上がった。
(FOOTBALL ZONE編集部)