“真の日本代表”に食い込めるか コパ・アメリカ出場の若手で台頭期待の5選手は?

ボランチ出場で“柴崎のパートナー”に名乗り、強力MFが南野や堂安とポジション争いも

 今大会DF登録ながらボランチで2試合に出場したDF板倉滉(フローニンゲン)も成長株の1人だ。

 今年1月、名門マンチェスター・シティへ完全移籍し、フローニンゲンで武者修行中の22歳はウルグアイ戦で代表デビュー。序盤戦はバタつく場面も見られたが徐々に落ち着きを取り戻し、続くエクアドル戦ではボールの回収役を務めながら、的確にパスも散らした。 186センチのサイズに加え、CBもこなせるユーティリティは魅力。MF柴崎岳(ヘタフェ)との補完性も上々で、ここからの成長次第では“柴崎のパートナー”の座も狙える。

 今大会、日本代表の中で最も注目を集めたのがMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)だろう。合宿中の14日にレアル移籍が決まり、海外メディアもこぞって報じた。そんな喧騒のなかで、18歳とは思えないプレーを見せる。

 チリ戦ではMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)らを翻弄する2人抜きドリブルで強烈な存在感を示せば、エクアドル戦ではチャンスメイクの能力も発揮。4-2-3-1のトップ下として十分やれるポテンシャルを感じさせた。A代表での主戦場はトップ下、あるいは右サイドハーフだろう。トップ下ではMF南野拓実(ザルツブルク)、右サイドハーフではMF堂安律(フローニンゲン)が定位置を確保しているが、伸びしろ十分の18歳が割って入る余地は十分にある。

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