電光石火の手のひら返し! マラドーナが2ヵ月前に酷評したナポリ指揮官とエースに平謝りし大絶賛

愛すべきレジェンドが公開謝罪 「間違っていたのはオレだ!」

 変わり身の素早さと率直さは、いつまでも変わらないようだ。元アルゼンチン代表の伝説的MFで、セリエAのナポリのレジェンドでもあるディエゴ・マラドーナ氏が、今季開幕直後に大批判を展開した現ナポリ監督のマウリツィオ・サッリとアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインに平謝りをしている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。

 今季の開幕3戦が終了した時点で、ナポリは2分1敗と苦しい立ち上がりだった。その状況に我慢ができなかったナポリ愛にあふれるOBは、舌鋒鋭くサッリ監督を批判していた。

「サッリは実績もないし勝利者でもない。ナポリの監督にはふさわしくないだろう。ピッチにサッカーは存在していないじゃないか。なぜ(ラファエル・)ベニテスを連れてこなかったんだ。今、レアルの監督をやっているなんて、ナポリの首脳部は何をやっているんだよ!」

 そして、エースのイグアインに対しても「なぜイグアインがエースなんだ。他にもいい選手はいるだろう」と批判を展開していた。

 確かに、“元銀行マン”の肩書を持つサッリ監督は、ナポリなどイタリア国内の強豪と呼ばれるチームを率いるのは今回が初経験。緻密な戦略を立てる反面、実績に乏しかったのは事実だ。しかしその後、智将サッリはナポリを立て直し、現在は首位と勝ち点2差の4位につけて優勝争いの一角を占めている。

 

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