魔法再びなるか!? 香川、シャルケとの伝統のダービーでリーグ12戦連続先発へ

独誌が先発予想 2010-11シーズンの再現に期待

 ブンデスリーガでは8日にドルトムントとシャルケというルール地方を本拠地とする両名門による伝統の一戦、「ルール・ダービー」が行われる。独地元紙「キッカー」では、ドルトムントの日本代表MF香川真司が開幕からリーグ戦12試合連続となる先発が予想されている。

 香川はリーグ戦では開幕から11戦すべてに先発出場中。5日のUEFAヨーロッパリーグの本拠地ガバラ戦には出場せず、休息が与えられた。今季はインサイドハーフとしてドルトムントの攻撃陣をけん引する香川は、ドイツメディアから「小さな魔法使い」と呼ばれるほど、創造性がフィールド上で輝きを放っている。宿敵シャルケとの大一番では休養十分で、スタメン復帰を果たすことになりそうだ。

 香川は加入1年目の2010-11シーズン、この伝統のダービーマッチで世界屈指の名手、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(現バイエルン・ミュンヘン)を擁するシャルケから2得点を奪う大活躍を見せ、ドイツ中にその名を知らしめた。そして、ドルトムントサポーターの心のアイドルとなった。今季絶好調の香川には、あの輝きを放つことが期待される。

 ドルトムントは、5日のガバラ戦で右足内転筋を負傷したMFマルコ・ロイスが欠場。不安要素はあるものの、その代役に予想されているのも好調のMFゴンサロ・カストロであり、ダメージは最小限に食い止められそうだ。今季13得点で、得点ランクトップのFWピエール=エメリク・オーバメヤンやMFヘンリク・ムヒタリアン、MFイルカイ・ギュンドアン、主将DFマッツ・フンメルスなど、お馴染みのメンバーがスタメン予想に名を連ねている。

 

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