エルサルバドル戦も3バック継続!? ミニゲームで配置確認、久保はシャドーでプレー
トリニダード・トバゴ戦翌日、「7対6」のミニゲームでは3-4-2-1を想定した陣形を採用
森保ジャパンはトリニダード・トバゴ戦(0-0)の翌日となった6日、豊田スタジアムでトレーニングを実施した。前日のスタメン組は軽めの調整だった一方、残る16人は1時間強にわたって負荷の高いメニューを消化。7対6の変則ミニゲームでは、3-4-2-1を想定した配置も見られ、18歳MF久保建英(FC東京)はシャドーに入った。
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森保一監督は、体制発足後15試合目となった5日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で3バックを初採用。最終ラインにはDF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF昌子源(トゥールーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)が入り、1トップ+2シャドーにはFW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が起用された。
ボール支配率60.7%、シュート25本を放つ猛攻を見せたが、守備を固めるトリニダード・トバゴを打ち崩せず、ホームで悔しいスコアレスドローに終わった。
試合から一夜明けた6日、チームは豊田スタジアムで練習を実施。トリニダード・トバゴ戦のスタメン組では、削られる場面が多かったDF酒井宏樹(マルセイユ)が別メニュー調整で、残りの10人はランニングやストレッチなどリカバリーにあてた。一方、途中出場組を含む残りの16人は、1時間強みっちり汗を流した。
ダッシュやパス回しなど基礎メニューのほか、「4対2」でサイドからのクロスに合わせる戦術確認や、「7対6」の変則ミニゲームも実施。なかでもミニゲームは、9日のエルサルバドル戦でも3-4-2-1の継続採用を匂わせる配置(※図参照)となり、久保がシャドーを務めた。またトリニダード・トバゴ戦にシャドーとして途中出場したMF伊東純也(ヘンク)が、右ウイングバックに入る組み合わせもあった。
久保のA代表デビューの行方はもちろんのこと、システムを含めた森保監督の采配にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)