「幸運も実力だ」 死闘の“日韓戦“を制したU-20韓国代表を母国絶賛「日本を沈没させた」
日本は前半にVAR判定でノーゴール、後半もポスト直撃シュートで好機生かせず
U-20日本代表は現地時間4日、ポーランドのルブリン・スタジアムでU-20ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦の韓国戦に臨み、終盤の失点で0-1と敗戦した。韓国メディア「マイデイリー」は「幸運も実力だ」と母国チームの奮闘を称賛している。
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前半は日本がボール保持率を高め、サイド攻撃を中心に攻め立てた。終始主導権を握った日本だったが、ゴールを割れないまま前半終了。日本がビッグチャンスを迎えたのは後半5分だった。右サイドのFKからゴール前に混戦が生まれ、最後はMF郷家友太(ヴィッセル神戸)が蹴り込む。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認により直前のプレーでFW宮代大聖(川崎フロンターレ)がオフサイドと判定され、結局ノーゴールとなった。
相手の攻撃に晒されながらも日本は後半23分、郷家に代えてFW中村敬斗(ガンバ大阪)を投入。3分後には宮代のクロスに中村が合わせてゴールを強襲。これは相手GKのセーブに遭った。さらに後半33分、右サイドの攻撃から中村が切り込み、シュートのこぼれ球を宮代が狙ったものの、ポストを直撃して好機を逃してしまう。
すると後半39分、日本は自陣でのミスが連続し、最後はクロスに合わせたFWオ・セフンのヘディングの一撃で被弾。結局これが決勝ゴールとなり日本は敗れた。
韓国メディア「マイデイリー」は「幸運も実力だ」と報道。「幸運は韓国のほうだった。後半4分、日本に先制ゴールを許した。しかしVARが実行され、オフサイド宣言で得点が取り消された」と触れた一方、韓国にとってピンチ続きだった展開について「事実上、失点と変わらない場面で運が続いた」と記している。
また「値千金のヘディングで日本を沈没させた」と決勝ゴールを称え、「韓国が宿命のライバル日本を破って8強に向かった」と伝えた。日韓戦を制して韓国メディアが勝利に沸いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)