「C・ロナウドが乗り移った」 リバプールFWの“騙し討ちパス”に反響「お株を奪った」

リバプールFWマネが力強いドリブルから繰り出したフェイントパスに反響【写真:Getty Images】
リバプールFWマネが力強いドリブルから繰り出したフェイントパスに反響【写真:Getty Images】

先制点のPKを呼び込んだマネ、フェイントを織り交ぜたパスが「スキル・オブ・ザ・デイ」に

 リバプールは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でトットナムと対戦し、2-0で勝利。14シーズンぶり6度目の欧州制覇を達成した。昨季敗れたCL決勝の雪辱を果たしたリバプールだが、CL公式はこの日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」にセネガル代表FWサディオ・マネが力強いドリブルから繰り出したフェイントパスを選出し、公式インスタグラムで動画を公開している。

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 今季プレミアリーグで歴代3位となる勝ち点「97」を記録したリバプールだったが、勝ち点1差でマンチェスター・シティの後塵を拝すことになり、2位に終わっていた。一方、CLでは準決勝でバルセロナを相手に大逆転劇を演じ、2年連続の決勝進出を果たしていた。

 試合は開始早々の前半2分、後方からの浮き球パスに抜け出したマネがペナルティーエリア内でクロスを上げると、ボールが相手MFムサ・シソコの右腕に当たり、PK判定に。これをエジプト代表FWモハメド・サラーが冷静に流し込んだ。一方、CL公式は「スキル・オブ・ザ・デイ」に、貴重な先制点となるPKを呼び込んだマネが、前半に披露したワンプレーを選出している。

 敵陣でブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの落としを受けたマネは果敢にボールを運び始める。トットナム守備陣はマネのドリブル突破を警戒し中央を固めると、リバプールの10番はその裏をかくように、左サイドの空いたスペースに向けて軸足の背後を通す右足のインサイドパスを供給。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムへとボールをつなげた。

 コメント欄では「ロナウドが乗り移った」「ロナウドの真骨頂だ」「セネガルのロナウドだ」「ロナウドのお株を奪った」「ロナウドのコピー」と、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが得意とするプレーとして、その名前が引き合いに出されていた。今季はリーグ戦でもサラーとアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと並び得点王に輝いたマネは、CL決勝でもトットナムに対して脅威となる輝きを放っていた。

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