欧州の舞台で史上2度目の屈辱 バイエルンに5失点大敗のアーセナルはCL敗退危機

借りを返したドイツ王者が圧巻の5発

 UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節が4日に行われ、F組ではバイエルン・ミュンヘンとアーセナルの強豪対決が行われた。前節ではアーセナルが2-0で快勝したが、この試合ではホームに戻ったバイエルン・ミュンヘンが5-1で北ロンドンの雄を粉砕。ドイツ王者がオリンピアコスと並ぶ勝ち点9でF組首位に立つ一方、3敗目を喫したアーセナルはディナモ・ザグレブと並ぶ勝ち点3で最下位と、突破に向けて苦しい状況となり、自力での決勝トーナメント進出の可能性が消滅した。

 バイエルンは開始10分にFWレバンドフスキがMFチアゴのクロスにバックヘッド気味になりながらも、うまく合わせて幸先良く先制する。アーセナルは直後の12分にMFエジルがDFモンレアルのクロスに合わせてネットを揺らすが、ハンドの判定でノーゴールとなった。

 29分にはゴール前の混戦からFWミュラー、44分にDFアラバが左足の正確なミドルで追加点を決めて前半だけで、バイエルンは前半だけで3点のリードを奪って試合を折り返した。

 後半9分、バイエルンのグアルディオラ監督はMFコマンに代えてロッベン投入。するとその直後に、オランダ代表の快足ウインガーはファーストプレーでアーセナルゴールを陥れた。Optaのデータによれば、ロッベンは投入からわずか37秒後、左サイドを突破したコスタのクロスに合わせてチーム4点目を決めた。

 

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