山形県で自主トレに励むなか、SNSに2枚の写真をアップ

　今季限りでレスター・シティを退団するFW岡崎慎司は、6月に日本で開催されるキリンチャレンジカップ2試合とブラジルでのコパ・アメリカに挑む日本代表メンバーに選ばれ、ロシア・ワールドカップ（W杯）以来となる代表復帰を果たした。すでに帰国しているなか、自身の公式インスタグラムでトレーニングに励む様子を公開するも、「全然絵にならない僕」と自虐ツッコミを入れている。

　2015年にマインツからレスターへ移籍した岡崎は、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの相棒として2トップの主力を担い、加入初年度にして“奇跡のプレミア制覇”に貢献。しかし、岡崎に信頼を寄せていたクラウディオ・ラニエリ監督の退任もあり、年を追うごとに出場機会が減少し、今季限りでの退団を表明していた。

　そんななか、23日、24日に行われた日本代表の記者発表でキリンチャレンジカップ、コパ・アメリカのメンバーに選ばれ、実にロシアW杯以来の代表復帰となった。

　岡崎は28日に自身のインスタグラムで「Training in Nagai -shi Yamagata prefecture（山形県長井市でトレーニング）」と綴り、写真をアップ。一枚は練習の合間に一息ついたのかクーラーボックスに無防備な表情で腰かけているもの、もう一枚はパーソナルトレーナー契約を結んでいる清水エスパルス時代の恩師・杉本龍勇氏が見守るなかで練習に励んでいるものだ。

　ハッシュタグには、「#後ろから杉本先生」と添えられたほか、「#長井市のお水が美味しい」「#けん玉生産日本一」と長井市の説明が続き、最後に「#全然絵にならない僕」と自らに自虐ツッコミを入れて終わっている。

　今年4月に33歳となったが、日本代表の森保一監督は岡崎の豊富な経験に期待を寄せており、百戦錬磨のベテランが6月代表戦でどのようなプレーを見せてくれるのか期待は高まる。