逃した魚は大きかった!? ミラン退団後に活躍した選手を英メディアが紹介

ピルロを手放すのは早すぎた

 バレンシアでリーガチャンピオンとなるなど、スペインでの活躍が印象深いロベルト・アジャラも、25歳の時にナポリからミランへ渡ったが、分厚い選手層に阻まれ、2年間でわずか24試合の出場に終わった。アルゼンチン歴代3位の115キャップを誇る男も、ミラノでは真価を発揮できないまま退団していった。

 また、イタリア代表のアンドレア・ピルロもこの特集に名を連ねた。ミランで2度のスクデットとUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験するなど一時代を築いたが、その後に加入したユベントスをリーグ4連覇に導いたことを考えれば、手放すのがあまりに早かったということだろう。

近年は低迷が続くミランだが、復活を目指して今季は大型補強を敢行している。この中から、赤と黒のユニフォームを身にまとった新たなワールドクラスは、現れるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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