トゥヘル監督、ネイマールとムバッペの去就に確信持てず 「希望ははっきりしているが…」
PSGの2大スター残留は「保証できない」と明言を避ける
先ごろに2021年までの契約延長を発表したパリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督が、フランス代表FWキリアン・ムバッペとブラジル代表FWネイマールについて、両選手のPSGでの将来を保証することはできないと語っている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
ムバッペは今季リーグ戦29試合で33得点9アシストをマークし、2位のリールFWニコラ・ペペ(22ゴール)に11ゴール差をつけて初の得点王に輝いた。圧巻のパフォーマンスでPSG2連覇の立役者になり、年間最優秀選手の選出も文句なく、最優秀選手若手選手賞は3年連続での栄冠となった。
そんな20歳の神童は、レアル・マドリードなどメガクラブが狙っていると再三に渡って報道されている。先日には同選手が移籍をほのめかすような発言をして話題となったが、この移籍騒動の火消しを行うかのように、PSGはムバッペ残留を公式声明で発表していた。
また、ネイマールも移籍の噂が報じられている。今夏に選手の大幅な入れ替えを行うと見られるレアル・マドリードには、サントスから18歳のU-20ブラジル代表FWロドリゴが加入するが、その他にもチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールらの獲得が噂され、ネイマールにもスペイン復帰の話が浮上している。
F1のモナコ・グランプリを現地観戦していたトゥヘル監督は、ネイマールとムバッペの去就について質問されると、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」でこう答えている。
「こういうことには慣れている。今は5月で、私が今何かを言っても、来月には違うようになるかもしれない。物事はそのようなものさ。多くの憶測があるということは、我々が多くのクオリティーの高い才能ある選手を擁しているということだ。私の監督としての願いは明確で、すべての選手にPSG、我々のプロジェクトに残ってほしい。まだ仕事は終わっていないし、始まったばかりだ」
その一方で、「私の希望ははっきりしているけれども、何も約束するというような短絡的なことはできない。このようなビジネスでうかつなことはしたくない」とも述べ、エース2人の残留に関する明言は避けた。
[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 日本代表の試合日程はこちらから
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)