リバプールが鮮やかに逆転! チェルシーを破りクロップ体制リーグ戦初勝利
コウチーニョが技ありの2ゴール
リバプールがユルゲン・クロップ体制初勝利を挙げた。31日のプレミアリーグ第11節の敵地チェルシー戦、リバプールは試合序盤に先制ゴールを許したものの、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの2ゴールで逆転。ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケも追加点を挙げ、3-1で勝利した。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督、リバプールのクロップ監督は、双方とも4-2-3-1システムを選択してこのゲームに臨んだ。試合が動いたのは前半4分、左サイドでボールをキープしたチェルシーのFWジエゴ・コスタが左サイドバックのセサル・アスピリクエタのオーバーラップを促すと、左サイド奥深くのペナルティーエリア入口まで進出したアスピリクエタが、右足でマイナスのボールを中央へ。後ろから走り込んだMFラミレスがヘディングで決め、チェルシーが幸先良く先制した。
先手を取られたリバプールは、両サイドを広く使った攻撃でチェルシー守備網を攻略にかかる。右サイドのMFジェームズ・ミルナーからのクロスが目立ったが、ゴール前の決定機とはならなかった。
それでも、左右に揺さぶり続けた成果が前半終了間際に実る。アディショナルタイム3分の表示で2分以上が経過した45+3分、中央でボールを受けたコウチーニョが右足のシュートフェイントから左足に持ち替えて巻き込むようなシュートを放つと、逆サイドのサイドネットへ吸い込まれる鮮やかな同点ゴールとなった。
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